■長野県・戸隠

長野県　戸隠

静謐な山の奥に歩み、自身の内側を見つめ直す。

天の岩戸伝説が息づく　戸隠五社をめぐる。

　戸隠参道.jpg

　古事記や日本書紀に記されている、天の岩戸伝説。太陽神、天照大神（あまてらすおおみかみ）が隠れていた天の岩戸を、天手力雄命（あまのたぢからおのみこと）が無双の神刀をもって開いて投げ、その岩戸が戸隠まで飛来。現在の戸隠山になったといわれている。戸隠神社があるのは、その麓。奥社、中社、宝光社、九頭竜社、火之御子社の五社から成り、それぞれ天の岩戸開きの神事に功績のあった神々が祀られている。
　中でも火之御子社の主祭神、天鈿女命（あめのうずめのみこと）は、神事の際に天の岩戸の前で舞ったとされる女性神。清らかな空気で満たされたお社は、女性としての自らの生き方を、改めて見つめ直すにはこの上ない場所といえるだろう。
　冬季は雪深く、奥社と九頭龍社も閉山しているので、春を待ってから戸隠五社をじっくりめぐりたい。

戸隠神社
http://www.togakushi-jinja.jp/

●戸隠神社の順序

宝光社（ほうこうしゃ）

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ご神祭は、女性や子供の守り神としても信仰されている天表春命（あめのうわはるのみこと）。拝殿の彫刻が見事。

長野市宝光社
026-254-2001（中社社務所）

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火之御子社（ひのみこしゃ）

　戸隠火之御子社.jpg

女性神、天鈿女命のほかに、三柱の神様、高皇産霊命（たかむすびのみこと）、その娘である栲幡千々姫命（たくはたちぢひめのみこと）、栲幡千々姫命の夫である天忍穂耳命（あめのおしほみみのみこと）が祀られている。開運、縁結びのご神徳あり。

長野市戸隠2412
026-254-2001（中社社務所）

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中社（中社）

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五社の中心的な社。ご祭神は智慧の神様、天八意思兼命（あめのやごころおもいかねのみこと）。冬季は奥社や九頭竜社のご祭神がここに祀られる。

長野市戸隠3506
026-254-2001（中社社務所）

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九頭竜社（くずりゅうしゃ）

　戸隠九頭竜社.jpg

奥社の手前に位置し、五社のうち最古の社。ご祭神は九頭龍大神（くずりゅうのおおかみ）。

長野市戸隠奥社
026-254-2001（中社社務所）
*1月8日頃から4月半ばまで閉山

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奥社（おくしゃ）

　戸隠奥社.jpg

戸隠神社の本社。奥社参道入口から約40分歩いたところにある。ご祭神は天手力雄命（あめのたぢからおのみこと）。

長野市戸隠奥社
026-254-2001（中社社務所）
*1月8日頃から4月半ばまで閉山

ひと足のばしてもう1つの聖地、分杭峠（ぶんぐいとうげ）へ。

日本有数のパワースポットとして近年、注目を集めている分杭峠。“ゼロ磁場”の地で気を整えリフレッシュ。

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癒しを感じる「気場」と「水場」。

中央構造線という巨大断層の上に位置する分杭峠。断層の力学によりゼロ磁場が形成され、天然の気が発生するのだという。ここには「気場」と「水場」という2つの聖地がある。気場に座って深呼吸すると、心身がリセットされる感覚に。

伊那市長谷市野瀬

聖地の天然水をおみやげに。

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地面に手をかざして、ピリピリするところが気の湧き出る場所といわれる。

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気が涌く地を流れる天然水が持ち帰れる。煮沸すれば飲んでもいいそう。

“癒しのパワースポット” ゼロ磁場分杭峠 » 伊那市観光協会公式ホームページ
http://inashi-kankoukyoukai.jp/cms2/archives/4411

体の中からエナジーチャージ。

大久保の茶屋

　大久保の茶屋.gif